謹んで新春のお祝いを申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
年末年始は、9連休も可能なカレンダーになっていましたので、日頃の激務から解放された一時を過ごされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、現在の日本において、少子高齢化は避けて通れない大きな課題です。人口減少の中、特に生産年齢人口の減少は、我々医療・介護業界においては、限られた人数で専門性の高いサービスを提供しなければなりません。そのためには、それぞれが業務に集中でき、いきいきと働くことのできる環境が必要ですし、日ごろより業務改善の意識をもっておくことが大切です。介護ロボット・センサー・ICT等の活用を積極的に検討し、生産性の向上につなげていきましょう。
人手不足の中であっても、介護支援専門員が、ご利用者における安心の担い手であり、地域住民の拠り所としての役割を果たし続けるため、ケアマネジメントの質の向上を実現するマネジメントモデルの構築は、社会全体が望んでいることではないでしょうか。さらに、そうした取り組みは、きっと介護業界のイメージ改善と介護人材の確保につながります。
令和6年度介護支援専門員実務研修受講試験は、合格者165名、合格率25.3%と、ともに例年より良い結果でした。合格者は今、5月末まで開催している実務研修に臨んでいます。実務研修や実習を通して、1人でも多くの受講者が介護支援専門員として働きたいと思っていただけるような取り組みを、現任の介護支援専門員の皆様と一緒に事務局も担ってまいります。
最後になりますが、令和7年が皆様と皆様のご家族にとって充実した素晴らしい1年になりますよう心から祈念し、新年のあいさつといたします。
本年もよろしくお願いいたします。
一般社団法人宮崎県介護支援専門員協会
事務局長 岡崎浩司